YouTubeチャンネルの開設ブーストとは?チャンネルが伸び悩む原因と対策も解説

YouTubeチャンネルには「開設ブースト」があるらしいと、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
開設ブーストとは、YouTubeが公式に発表しているものではありませんが、開設初期に動画の表示回数が一時的に増えることです。
チャンネルが伸び悩んでおり、開設ブーストに期待して作り直しを検討している方向けに、本記事では開設ブーストについて解説します。
あわせてチャンネルが伸び悩む原因と、ペルソナ設定や宣伝方法など、本質的にYouTubeチャンネルを伸ばす方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
なお本記事は、Web集客専門のYouTubeチャンネルを運営し、チャンネル経由で年間1億円の売上を出している株式会社ノックスが解説します。
ノックスでは、BtoB向けチャンネル運営の経験と最新の現場状況をもとに、プロのYouTubeコンサルタントが貴社のチャンネルを伸ばすための本質的なサポートを行います。
YouTubeコンサルティングのご相談や、チャンネル診断を無料で承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
開設したばかりのYouTubeチャンネルに起こるブーストとは?

新規で立ち上げたYouTubeチャンネルには、動画のサムネイルがユーザーに通常より多く表示されるようになる「開設ブースト」と呼ばれる期間があります。
すなわち、動画のインプレッション数が優遇されます。
開設ブーストは、YouTubeが公式に発表しているものではありません。
しかし、新規のYouTubeチャンネルを開設して間もない時期に、インプレッション数の割り増しを体感している人は多くいます。
例えば開設して5年のチャンネルと1か月のチャンネルがあった場合、まったく同じ動画を投稿しても、1か月の新規チャンネルのほうがインプレッション数で有利です。
なお、YouTubeの開設ブーストに似た現象は、ブログ業界でも起こるといわれています。
新規ドメインのブログのコンテンツを一時的に検索上位に表示する「Googleハネムーン」と呼ばれる現象です。
Googleは、Googleハネムーンで新規参入者のコンテンツを一時的に上位表示させることによって、コンテンツのクリック率やページ滞在時間を観察します。
高品質なコンテンツであれば、クリック率もページ滞在時間もよい数値が出るはずであるため、コンテンツの品質を見極めるために、あくまで一時的に上位表示させているのです。
ブログ業界のGoogleハネムーンは、Googleからの試用期間というイメージであり、YouTubeの開設ブーストもYouTube側から試されている期間と思ったほうがよいでしょう。
伸び悩むYouTubeチャンネルは作り直したほうがいい?

「再生回数やチャンネル登録者数が伸び悩むチャンネルは、開設ブーストを期待して作り直したほうがよい」という意見も存在します。
しかし、YouTubeチャンネルが伸び悩むのには、必ず運営上の原因があります。
伸び悩む原因を理解していないのにチャンネルを作り直しても、またチャンネルが伸び悩むときが来るでしょう。
チャンネルが伸びない根本的な問題が解決しないことには、作り直しても開設ブーストで一時的に伸びるだけです。
まずはチャンネルが伸び悩む原因を明確にすることが重要であり、原因を把握してから作り直すかどうか検討しましょう。
YouTubeチャンネルが伸び悩む原因と対策は、本記事で後述します。
YouTubeチャンネルの作り直しのメリット

YouTubeチャンネルの作り直しには、正しい方法で運用できたら短期間でチャンネルを伸ばせるメリットがあります。
チャンネルを作り直すときは、初めてYouTube動画を投稿したときより、動画の撮影や編集などのYouTube運営スキルが確実に向上しています。
スキルが向上した状態で開設ブーストの波に乗ると、一気にチャンネルを伸ばせるメリットがあることは覚えておきましょう。
したがって下記のような場合は、YouTubeチャンネルの作り直しを検討してもよいかもしれません。
- チャンネル登録者数が100人未満
- 収益化できていない
- 削除したい動画が多い
- チャンネルに愛着がない
貴社のチャンネルを振り返ってみて、作り直しが有効かよく考えてみましょう。
YouTubeチャンネルが伸び悩む原因6つ

YouTubeチャンネルを伸ばすためには、伸び悩む原因をきちんと把握し、対策を講じることが重要です。
YouTubeチャンネルが伸び悩む原因としては、下記のようなことが考えられます。
- チャンネル自体に需要がない
- 認知度が低い
- 検索結果に表示されていない
- クリック率が低い
- ペルソナを設定していない
- チャンネルの方向性がバラバラ
それぞれ詳しくみていきましょう。
チャンネル自体に需要がない
伸びているYouTubeチャンネルは、有益な動画を公開していることはもちろんですが、なにより需要がある情報を提供しています。
世の中の人たちが知りたいと思う情報や、役に立つと感じる価値を提供するからこそ、YouTubeチャンネルは伸びるのです。
どれだけYouTubeに多数の動画を投稿しても、チャンネル自体に需要がなければ、残念ながら伸びることはありません。
例えば、スキーや甲子園、公衆電話、ガラケーなど、季節や時代で需要が左右される情報を発信するチャンネルは伸びにくいです。
認知度が低い
YouTubeチャンネルを開設したばかりのときは、運営者が既にブログやSNSで有名だったり、芸能人であったりする場合を除き、知名度が低いのは当然です。
YouTubeチャンネルで認知度が低いということは、おいしいラーメンを作れても、街中から外れた場所にお店を開くようなものでしょう。
YouTubeチャンネルを伸ばすためには、誰も知らない状態から知名度を上げていく必要があります。
せっかく高品質な動画を投稿していても、認知度の低さゆえにチャンネルが伸び悩むケースもあるのです。
検索結果に表示されていない
YouTubeでは、ユーザーは視聴したい動画に関連するキーワードを検索して動画を見つけます。
検索結果に貴社の動画が表示されないと、ユーザーの目に触れないため、再生数の伸びが期待できません。
そもそもYouTube動画の再生回数は、検索結果に表示される回数である「インプレッション数」とクリック率で決まります。
表示させたいキーワードで検索したときに、貴社の動画が表示されないことは、YouTubeチャンネルが伸びない原因のひとつです。
クリック率が低い
インプレッション数が多くても、クリック率が低いため伸び悩む場合もあります。
繰り返しになりますが、YouTube動画の再生回数はインプレッション数とクリック率で決まります。
つまりインプレッション数ばかり伸ばしても、クリック率が改善できなければYouTubeチャンネル全体は伸びていきません。
ペルソナを設定していない
貴社のYouTubeチャンネルはペルソナを設定しているでしょうか。
ペルソナとは、マーケティングをする上でターゲットとなる想像上の人物像です。
性別や年齢、住んでいる地域、年収などを細かく設定し、具体的なペルソナを作ります。
YouTubeでは、ペルソナに有益な情報を届ける姿勢が重要です。
ペルソナ設定をしていないと不特定多数の人たち向けの動画になり、伝えたいことがうまく伝わらない内容になってしまいます。
嫌われはしないものの、誰からも好かれないYouTubeチャンネルは伸びにくいです。
不特定多数の人たちに視聴してもらう必要はなく、たった一人のペルソナの心に刺さる動画を目指しましょう。
チャンネルの方向性がバラバラ
発信内容がバラバラのYouTubeチャンネルは、ターゲットが明確でないため、伸ばすのが難しいです。
例えばノックスでは「Web集客専門チャンネル」と銘打って、YouTubeチャンネルを運営しています。
Web集客専門チャンネル-株式会社ノックス- – YouTube
このチャンネルの方向性は、名前どおりWeb集客に関連する有益な情報の発信です。
そのため、チャンネル登録してくださっているのは、Webで効率よく集客したい方たちです。
チャンネル登録してくださっている方が知りたい「Web集客に関連する情報」の発信を継続することで、チャンネル登録者の方々に拡散していただけます。
このように方向性を固めると、YouTube側にも「このチャンネルはWeb集客を専門的に発信している」とアピールでき、ターゲットに近いユーザーのおすすめ動画にノックスのチャンネルが表示されやすくなります。
チャンネルの方向性がバラバラだと、ユーザーにもYouTubeにも「このチャンネルは〇〇を発信している」とアピールしにくいのです。
開設ブーストに頼らずYouTubeチャンネルを伸ばす方法6つ

YouTubeチャンネルが伸び悩む原因を踏まえて、ここからはチャンネルを伸ばす方法を紹介します。
開設ブーストに頼らずYouTubeチャンネルを伸ばす方法は、下記のようなものが考えられます。
- チャンネルの方向性を見直す
- ペルソナを明確にする
- 積極的に宣伝する
- YouTubeSEOを徹底する
- 魅力的なタイトル・サムネイル画像を設定する
- プロに相談
それぞれ詳しくみていきましょう。
チャンネルの方向性を見直す
「どんな内容の動画を届けるか」「そのテーマに需要があるか」などチャンネルの方向性の見直しは非常に重要です。
方向性が定まると、ユーザーにもYouTubeにも発信するテーマについての専門性をアピールできます。
もし貴社が今まで公開してきた動画の方向性が統一されていない場合、1から運営し直す必要があるかもしれません。
方向性を見直しYouTubeチャンネルを改善すると、伸びるまでに時間がかかりますが、明確な方向性を持っての運営は長期的に見ると近道です。
またテーマに需要があるかどうかは、Ahrefs YouTube Keyword Toolというツールでリサーチできます。
Ahrefs YouTube Keyword Toolは、YouTube内でキーワードが検索された回数(ボリューム)を無料でリサーチできるツールです。
貴社が運営するYouTubeチャンネルに関連するキーワードを入力するだけで、そのキーワードの月間ボリュームが明らかになります。
ペルソナを明確にする
ペルソナを明確に設定すると、貴社が今後YouTubeを運営する上で作っていくべき動画が分かります。
繰り返しになりますが、ペルソナとはマーケティングにおいてターゲットとなる想像上の人物像のことです。
主に下記のような項目を細かく設定して、具体的な人物を設定します。
- 年齢
- 性別
- 住んでいる地域
- 職業
- 年収
- 家族構成
- 休日の過ごし方
- 趣味
- 価値観
もう一度ペルソナについて深く考えてみましょう。
動画を作成するときは、設定したペルソナに有益な情報を伝えることだけを意識します。
不特定多数の人々に向けて動画を作成する必要はありません。
積極的に宣伝する
積極的に宣伝すると、YouTubeチャンネルの認知度が低い状態を脱却できます。
さらに再生回数・チャンネル登録者数の増加や、自社製品・サービスの売上向上にもつながるでしょう。
実際に、YouTubeチャンネルを無料で宣伝する方法はいくつもあります。
YouTubeチャンネルの具体的な宣伝のやり方は、下記の記事で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。
【企業向け】YouTubeチャンネルを宣伝するやり方を徹底解説
ブログやSNSなど、無料で知用できる媒体をどんどん活用し、貴社のYouTubeチャンネルを宣伝しましょう。
YouTubeSEOを徹底する
YouTubeSEOとは、YouTubeで検索上位やおすすめ動画に表示させるための施策です。
YouTubeSEOを徹底すると、検索結果や関連動画に表示されやすくなり、インプレッション数の改善につながります。
基本的な対策は、上位表示させたいキーワードを動画タイトルや概要欄に含めることです。
さらにYouTubeがどのような動画を上位表示させるかを決めている「アルゴリズム」についての理解を深めることも大切です。
貴社の動画を関連動画に表示させるポイントや、YouTubeのアルゴリズムに関しては、下記の記事を参考にしてください。
【YouTubeの関連動画】5つの表示させる方法と運用ポイント
魅力的なタイトル・サムネイル画像を設定する
魅力的なタイトルやサムネイル画像を設定することは、クリック率の改善に最適な方法です。
なぜならインプレッション数が増えても、タイトルやサムネイル画像でユーザーの目を引けないとクリックしてもらえないからです。
思わずクリックしたくなる魅力的なタイトルやサムネイル画像の作成を心がけましょう。
タイトルなどの文字と比べ、サムネイル画像は画面占有率が高いため、ユーザーの多くはサムネイル画像の良し悪しで動画を視聴するか判断します。
そのため、ユーザーの目を引く言葉を入れ、動画の内容が分かりやすいサムネイル画像を作ることがポイントです。
下記の記事では、ノックスが作成したサムネイル画像の中で、もっともクリック率が高かったサムネイル画像を例として紹介しています。
クリック率を上げるサムネイル画像を作成するポイントもあわせて解説していますので、ぜひご一読ください。
YouTubeの再生回数を増やすコツ3選【再生回数の公式も解説】
プロに相談
YouTubeコンサルタントなどのプロに相談することは、YouTubeチャンネルを伸ばすための最大の近道です。
なおノックスにもプロのYouTubeコンサルタントがおり、チャンネルを伸ばすためのアドバイスを行っております。
改善点や具体的な対策をお伝えしているので、チャンネルが伸び悩んでいる方はお気軽にお問い合わせください。
新規のYouTubeチャンネル立ち上げから1年で1億円の売上を叩き出した実績をもとにアドバイスします。
効果的なYouTubeチャンネルへの誘導方法3つ

チャンネル登録者数を増やし、YouTubeチャンネルを成長させるには、個々の動画から貴社のYouTubeチャンネルへ誘導する必要があります。
YouTubeチャンネルページへ誘導する方法は、主に下記の3つです。
- 動画の冒頭で誘導
- CTAボタンで誘導
- 充実のプロフィールで誘導
それぞれ詳しく紹介します。
動画の冒頭で誘導
動画の冒頭で、簡単な挨拶とあわせてチャンネルを紹介すると、チャンネル登録への効果的な誘導になります。
チャンネル登録をしていない人の多くは、貴社のYouTube動画を初めて視聴する人です。
初めて貴社のYouTubeチャンネルに訪れてくれた方に、いきなり動画の本題から入っても離脱される可能性が高いです。
例えば営業する際、相手が初対面の人であれば、まず簡単な自己紹介や自社の紹介から始め、その後に本題である商品のセールスに入ります。
YouTube動画も同じで、まず自身や自社が何者か説明した上で本題に入りましょう。
下記のようなことをテンプレート化し、動画の冒頭でチャンネル紹介を毎回行います。
- 誰が運営しているか
- 何を発信しているか
- どのような方にチャンネル登録してほしいか
上記のことを伝えると、当てはまる人は「私のためのチャンネルだ」「チャンネル登録しておかないと損だ」と思い、登録ボタンをクリックしてくれます。
CTAボタンで誘導
CTAとは「Call to Action」の略で、ユーザーに行動をうながすことです。
CTAボタンを動画の最後に設置し、1クリックでチャンネル登録できるように設定しましょう。
実際に、CTAボタンは多くのYouTuberが取り入れているチャンネル登録への誘導方法です。
なおCTAボタンは、YouTube広告に登録すると使えるようになります。
YouTube広告は、活用すれば効率よくチャンネルを宣伝できるサービスです。
YouTube広告の詳細は下記の記事で解説しています。
【出稿の画像付き】YouTube広告の出し方とポイントを完全解説
充実のプロフィールで誘導
先ほども少し触れましたが、初対面の相手には信用が第一です。
YouTubeユーザーの信用を得るためには、動画の冒頭での挨拶はもちろん、概要欄のプロフィール情報を充実させることも有効です。
貴社のYouTubeチャンネルの運営者情報をあますことなく伝え、信用を獲得し、チャンネル登録につなげましょう。
プロフィール情報の最後でチャンネル登録をうながすと、ユーザーの心中で貴社への信頼が増している状態であるため、チャンネル登録してくれる可能性が大幅に上がります。
また文章を読む時間がない方のために、簡単なチャンネル紹介動画を用意することも効果的です。
YouTubeチャンネル登録の自演はNG

結論として、YouTubeチャンネル登録の自演は絶対にNGです。
相互チャンネル登録や、チャンネル登録者の購入はYouTubeの規約違反であり、発覚すれば、一瞬でアカウント停止処分を受けます。
(参考:虚偽のエンゲージメントに関するポリシー – YouTube ヘルプ)
実際にYouTubeのチャンネル登録者を増やすためのサービスは多数あり、「YouTubeにバレない」や「規約違反ではない」と主張しています。
しかしどのような言葉を使っても、チャンネル登録者の自演は規約違反です。
そもそも自演でチャンネル登録者数を増やしても、売上につながるわけではありません。
だからこそ、有益な動画をコツコツと継続投稿し、本当に貴社の情報を求める人だけにチャンネル登録してもらうことを目指しましょう。
チャンネル登録者1,000人の壁はノックスが突破します
開設ブーストで一時的にインプレッション数が優遇されても、根本的な問題を解決しない以上は必ずYouTubeチャンネルが伸び悩む時期が来ます。
本記事で紹介した対策を実践していただくと、開設ブーストに頼らずにチャンネルを伸ばすことが可能です。
チャンネル登録者数1,000人は、YouTubeチャンネルを収益化するための条件のひとつです。
しかしチャンネルの伸ばし方が分からなかったり、リソースが足りずYouTube運用に時間を割けなかったりする場合もあるでしょう。
そのようなお悩みをお持ちの企業様は、ノックスと共にチャンネル登録者数1,000人の壁を突破しませんか?
チャンネル登録者1,000人の壁に苦労し、収益化する前に挫折してしまう方が多くいるのも事実です。
ノックスのYouTubeコンサルティングでは、最短でチャンネル登録者1,000人を突破するための施策をご提案いたします。
貴社のYouTubeチャンネルの伸び悩みは、YouTube経由で1億円の売上を叩き出したノックスが解決します。
YouTubeコンサルティングの詳細は下記の記事で解説していますので、YouTubeチャンネルを伸ばし、売上を最大化させたい方はぜひ参考にしてください。
【法人向け】YouTubeコンサルとは|企画・動画制作・運用