YouTubeコンサルの費用はいくらから?【動画制作代行も解説】
近年、企業のYouTubeへの参入が非常に増えており、チャンネル登録者を伸ばしたり、自社サービスのマネタイズに繋げたりなどの成果を上げている企業も増えてきました。
YouTubeのアクティブユーザー数は年々増えているため、多くの企業がホームページを持っているように、これからのマーケティングにおいてYouTubeチャンネルの運用は必要不可欠になるでしょう。
そこで、YouTubeチャンネルを効率良く運用するために、コンサルの依頼を検討している企業も多いのではないでしょうか。
しかし、コンサルに依頼をする際にかかる費用が気になる方も多く、同時にコンサルの依頼を足踏みする瞬間もあるかと思います。
本記事では、YouTubeコンサルにかかる費用について詳しく解説しますので、YouTubeコンサルの依頼を検討している方はぜひ参考にしてください。
なお、弊社(株式会社ノックス)も自社のYouTubeチャンネルを運用し、動画本数40本未満で売上1,000万円を超えています。
実際に運用しているノウハウも交えて、YouTubeコンサルの費用をご説明します。
YouTubeコンサルの費用は3種類
YouTubeのコンサルには3種類あり、内容と相場費用は下記の通りです。
コンサル形式 | チャンネル全体コンサル型 | アドバイザー型 | 動画制作のみ |
費用 | 30万円~50万円/月 | 10万円~30万円/月 | 動画30,000円~/本 サムネイル3,000円~/枚 構成(台本)作成5,000円~/本 |
契約期間 | 半年~1年間 | 3ヵ月~1年間 | なし |
上記の通り、YouTubeにおけるコンサルを入れた場合、月額10万円以上はランニングコストがかかります。
これらを踏まえて、それぞれのYouTubeにおける3種類のコンサルの詳細を解説します。
チャンネル全体コンサルティング
チャンネル全体コンサルティング型では、チャンネル設計からそれぞれの動画の企画、制作、運用、分析、改善などYouTubeの運用に必要なすべての工程を行います。
チャンネル全体のコンサルティング型の費用の相場は、月額30万円~50万円ほどで、制作する動画の本数や1本の時間の長さでも変動します。
YouTubeは、期待する成果を得られるまで半年から1年の期間が必要です。そのため、コンサルの契約期間に関しては半年以上となっている会社がほとんどです。
社内で動画制作のリソースやノウハウが無い場合は、チャンネル全体のコンサルティングを依頼すると良いでしょう。
なお、YouTubeコンサルの費用のみならず、法人向けのYouTubeコンサルの全体概要を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
【法人向け】YouTubeコンサルとは|企画・動画制作・運用
アドバイザー型のコンサルティング
アドバイザー型のコンサルティングでは、動画の制作を除く、チャンネル設計や動画の企画立案、分析、改善案の提案などを行います。
動画制作費用がかからないため、月額10万円~30万円で依頼できます。
YouTube運営には、一定のノウハウや知識が必要です。
しかし、ノウハウや知識を得るには、長期に渡るYouTube運営の経験が必要な上に、正しいノウハウが得られない恐れがあります。
社内にYouTube運営のリソースがある場合は、アドバイザー型のコンサルティングを依頼することで、低価格で効率の良いYouTubeチャンネル運用が可能です。
動画制作(動画編集)代行
動画制作(動画編集)代行では、YouTubeに投稿する動画の制作、および編集のみを行います。
動画制作の相場の費用は、動画1本あたり30,000円〜です。
撮影から依頼するのか、編集などの一部の工程を依頼するのかによって、金額は大きく変動します。
そのため、予算に合わせて依頼範囲を決められる点が動画制作代行のメリットでしょう。
また、動画1本あたりで費用が決まるので、契約期間の縛りはありません。
YouTube運用の知識やノウハウが社内にあり、かつ動画のクオリティを担保したい場合におすすめです。
YouTubeコンサルティングの契約期間と必要費用
上述したように、YouTubeコンサルティングは、基本的には最低6ヶ月以上の契約が必須となります。
なぜなら、YouTubeは短期的に成果が出るものではなく、中長期目線で運用をすることで成果が出るからです。
つまり、チャンネル全体のコンサルティングを依頼する場合は、半年間で300万円ほどの予算が必要になります。
もちろん、半年という契約期間は最短期間であるため、本格的にYouTubeに取り組む場合は年間600万円ほどの予算を確保しておくべきでしょう。
詳しくは後述しますが、弊社(株式会社ノックス)のYouTubeコンサルティングでは、1ヶ月ごとに契約を更新できるため、予算に合わせた柔軟な対応が可能です。
また、SEOにおけるノウハウもあるため、YouTubeとSEOを連携した施策を行えます。
そのため、YouTubeを始める際の金銭的リスクを抑えられます。
YouTubeコンサルで実行してもらえること
ここまで、YouTubeコンサルティングの概要について解説しました。
ここからは、それぞれのYouTubeコンサルティングのパターンで、どのようなことを実行してもらえるのかを見ていきましょう。
チャンネル全体型の場合は企画〜改善までのすべて
チャンネル全体型のコンサルティングでは、YouTubeチャンネルの運用におけるすべての業務を実行します。
主に、チャンネル全体型のコンサルティングで行われることは下記の通りです。
- チャンネル設計やKPIの作成
- 動画の企画立案や構成作成
- 動画制作
- 動画のアップロード
- YouTubeアナリティクスの分析と動画の改善
YouTubeのノウハウを持ったコンサルタントに、YouTubeチャンネルの立ち上げから依頼できるため、予算は最も必要になるものの、無駄なくYouTubeを伸ばせます。
当然ながら、制作も社内で行う必要がありません。
一定の予算を用意し、長期目線でYouTubeチャンネルを育てたい企業や、YouTubeの運用実績が一切無い企業におすすめです。
なお、YouTubeの再生回数を増やす施策は、下記の記事で解説されている内容が基になります。
YouTubeコンサルに依頼する前に基本的な知識を身に付けたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。
YouTubeのチャンネル登録者を増やす7つの方法【本質を解説】
アドバイザー型は企画〜改善までのアドバイスのみを行う
アドバイザー型のコンサルティングでは、YouTubeの運用に必要な知識やノウハウの観点で企業をサポートします。
アドバイザー型のコンサルティングで行われることは下記の通りです。
- チャンネル設計やKPIの設定
- 動画の企画アドバイスや台本添削
- 動画制作のアドバイス
- アナリティクス分析、改善案の提案
チャンネル全体型のコンサルティングと違い、動画制作は行われず、あくまで企業が主体となって運用を行う必要があります。
そのため、社内でYouTubeの企画や制作などのリソースが必要です。
手間はかかるものの、あくまで企業が主体となるため、YouTube運営のノウハウや知識が社内に溜まります。
いずれはYouTube運営を内製化したい企業や、一度YouTubeに挑戦して挫折した経験のある企業におすすめです。
動画制作代行型は編集のみを行う
動画制作代行型では、YouTubeに投稿する動画の制作だけを実行します。動画制作代行型で行われることは下記の通りです。
- 動画の撮影
- 動画の編集および修正
- あるいは、上記の一部
YouTubeの運用に関する提案などは一切受けられません。
そのため、YouTubeのノウハウが無い企業が動画制作代行のみ依頼しても、YouTubeチャンネルを伸ばすことは困難です。
それらを踏まえると、すでに社内でYouTubeのノウハウや知識が蓄積されている企業におすすめです。
また動画制作代行型に関しては、契約期間の縛りが無い上に、依頼する作業範囲を狭くすることで費用を抑えられることも特徴です。
株式会社ノックスのYouTubeコンサルティング
株式会社ノックスでは、下記の費用でYouTubeのコンサルティングを行っています。
コンサル形式 | 実行支援型 | アドバイザー型 | 動画制作代行 | 内製化コンサル |
費用 | 45万円/ 月額 | 30万円/ 月額 | 23,000円〜 (サムネイル3,000円+ 動画制作20,000円) | 20万円/ 月額 |
契約期間 | 半年 | 3ヶ月~1年間 | なし | 担当者様の知見によって異なる (最低2ヶ月〜) |
また、弊社では動画制作代行であっても、一部チャンネル運営のご支援をいたします。
動画制作代行において、弊社が対応するチャンネル支援業務は下記の通りです。
- 動画制作
- (撮影無しプランの場合)撮影のアドバイス
- YouTubeアップロード作業
- 動画へのフィードバック(適宜)
- 月1回のフィードバック
一方で、動画制作代行においてお客様にご対応いただく必要のある作業は下記の通りです。
- アカウントの開設
- 企画立案
- 台本制作
- (撮影無しプランの場合)動画作成と弊社への共有
- 完成動画の確認
- YouTubeアナリティクスの分析
動画制作も依頼しつつ、より頻繁にフィードバックを受けたい場合や、台本段階での添削、SEOと連携した高度なYouTube施策をお求めの際は「実行支援型」をご検討ください。
YouTubeコンサルを依頼する際に確認するべきポイント
YouTubeコンサルティングを展開している企業は非常に多いです。
そのため、自社に最適なYouTubeコンサルティングの依頼先を決めるのは非常に難しいでしょう。
YouTube運営には一定のまとまった予算が必要であり、適切に依頼先を決めなければ費用の回収が難しくなります。
ここでは、YouTubeコンサルの依頼時に確認するべきポイントについて解説します。
自社のYouTubeチャンネルを運営しているか
必ず、自社のYouTubeチャンネルを運営している企業を選びましょう。
なぜなら、YouTubeの運用におけるノウハウは、自分でチャンネル運用をして初めて蓄積されるからです。
なお、チャンネル登録者や再生回数のような表面の数字ではなく、YouTubeが与えている、その企業の売上へのインパクトに注目しましょう。
企業のYouTubeにおいて、最も重要なことは表面上の数字ではなく、売上へのインパクトや採用への影響です。
資料請求や無料相談の中で、YouTubeを運用している目的や理由、成果を聞くことをおすすめします。
なお、弊社も自社のYouTubeチャンネル(WEB集客専門チャンネル)を運営しており、立ち上げから1ヶ月で3件のお問い合わせを獲得しています。
最短で結果を出すことを強みとしているので、チャンネル立ち上げ早期から結果を出したい企業様は、ぜひ一度弊社にご相談ください。
できる限り費用を抑えられる会社に依頼する
YouTubeは長期的な運用が必要不可欠です。そのため、できる限り費用を抑えられる会社に依頼しましょう。
当然ながら、安い費用で結果を出してくれる会社に依頼する方が費用対効果は高くなります。
YouTubeコンサルの会社の中には、初期費用をまとめて請求する会社も多くあります。
初期費用が無い会社に依頼することで、YouTube運用初期にかかるリスクが抑えられます。
また、予算に合わせて柔軟に対応範囲を調整してもらえる会社を選べば、より無駄の無いYouTubeチャンネル運営ができるでしょう。
依頼する範囲を明確にする
依頼する前には、必ず依頼する範囲を明確にしておきましょう。
なぜなら、事前に依頼範囲を決めていない場合、途中で追加費用がかかる恐れや、それに伴うスピード感の低下が起きるからです。
特に、動画の台本制作やアップロード作業は見積もり段階で忘れがちです。
コンサル会社と、依頼する範囲を明確にした上での依頼が大切です。
また、自社で依頼するべき範囲が分からない場合には、無料相談ができる複数のコンサル会社に、相見積もりもかねて相談することをおすすめします。
なお、弊社(株式会社ノックス)のYouTubeコンサルタントも、無料でお見積り及びYouTubeチャンネルの立ち上げにおける相談に乗らせていただきます。
「何から始めれば良いのか分からない」など、多くの方が悩みがちなポイントで悩んでいる方は、一度弊社のYouTubeコンサルタントにご相談ください。2営業日以内にご対応いたします。
YouTubeの現役集客コンサルタントが解説【マーケティングと集客】
まとめ:YouTubeコンサルは費用対効果を重要視しよう
YouTubeを上手に活用することで、中長期的に高い費用対効果を得られます。
一方で、満足のいく成果も得られないまま、制作費用やコンサル費用がかかってしまうことも珍しくありません。
YouTubeコンサルを選ぶ際は、費用対効果を重要視して選ぶことが必要です。
株式会社ノックスでは、SEOの観点も含めた施策を行う、1ヶ月更新型のYouTubeコンサルティングを提供しています。
また、アカウントの無料診断・無料相談をご用意していますので、YouTubeコンサルの依頼をご検討の方はぜひご利用ください。