YouTubeの企業アカウントで注意すべき10個のポイント
YouTubeを用いて売上を伸ばす企業が増えている一方で、YouTubeの運用が上手くいかず、予算と時間だけを無駄に費やしている企業は多いのではないでしょうか。
YouTubeの企業アカウントは、注意点を踏まえて効率良く運用しなければなりません。
仮に注意点を理解していなければ、費用対効果が合わなかったり、炎上のリスクを抱えたりする恐れがあります。
本記事では、YouTubeの企業アカウントを運用する際の注意点や、炎上を事前に防ぐためのポイントについて解説します。
弊社(株式会社ノックス)は自社YouTubeチャンネル(WEB集客専門チャンネル)にて、動画30本で数百万円分の売上を立てた実績があります。
本記事ではそれらの知見を基に、企業のYouTubeアカウント運用の注意点について解説します。
なお、前提として企業がYouTubeを活用することで得られる効果は下記の記事で解説していますので、本記事と併せてご覧ください。
企業がYouTubeを活用する効果とは?3つの成功事例も紹介
チャンネルのターゲットが明確でない
上手くいかない企業YouTubeアカウントの共通点として、チャンネルのターゲットや目的が明確でないことが挙げられます。
YouTubeチャンネルを運用するにあたって、ターゲットをや目的を絞って明確にすることは非常に大切です。
2022年3月時点で、YouTubeには個人・企業問わず多くのチャンネルが存在しているため、ターゲットを絞って、そのターゲットに刺さる動画を作らなければ視聴されません。
特に、法人のYouTubeチャンネルではその傾向が顕著に現れます。
ターゲットや目的が明確でなければ、チャンネル登録者や再生回数は伸びません。また、仮に再生回数が伸びたとしてもマネタイズは困難であり、予算だけが永遠に消化される毎日が続きます。
そのため、企業でYouTubeチャンネルを運用する際は、誰に対する発信をするのか、なぜ情報を発信するのかを必ず明確にしましょう。
前提として、企業がYouTube運用することで得られる集客効果は、下記の記事で解説しています。
【2022年】YouTube集客で押さえるべき7つのコツ|費用対効果も解説
集客効果を最大化させるコツも解説していますので、本記事と併せてご覧ください。
チャンネルの世界観がない
YouTubeチャンネルを運用する上で、チャンネル全体の世界観は非常に大切です。チャンネル全体の世界観は、統一感のあるサムネイルで表現できます。
視認性の高いサムネイルを採用することで、視聴者はサムネイルを見るだけでそのチャンネルの動画であることが分かり、ファン化に繋がります。
例として、弊社(株式会社ノックス)が運用するYouTubeチャンネル「WEB集客専門チャンネル」を見てみましょう。
全体を青で統一しており、視聴者はサムネイルを見ただけで、このチャンネルの動画であると分かるように工夫をしています。
そうすることで、視聴者がサムネイルを見ただけで反射的に再生するようになり、結果的にファン化に繋がるのです。
また、ファン化に繋がる動画はクリック率も高く、平均視聴時間も長い傾向にあります。
そのため、YouTubeのアルゴリズムからおすすめの動画であると判断されやすくなり、ファン以外のユーザーにもリーチできる可能性も高まります。
担当者の不在やYouTubeに使う時間が少ない
法人のYouTubeチャンネルが失敗する理由として、社内のYouTube運用の体制が整っていないことが挙げられます。
YouTube運用が失敗するケースは、特に下記2点が要因となることが非常に多いです。
- 社内のメンバーの時間的な余裕がない
- YouTubeに割ける時間がない
それぞれ順番に解説します。
社内のメンバーに時間的な余裕がないと厳しい
売上に繋がるYouTubeチャンネルの運用を行う場合、一定の社内リソースが必要です。
なぜなら、売上に繋がるYouTubeチャンネルを運用するためには、台本制作や動画の演出が重要であるためです。
YouTubeの効率的な運用には時間を要します。加えて、台本には自社の強みや特徴を打ち出す必要があり、それらは社内の人間が一番理解しています。
そのため、社内の強みを一番理解している人間が台本を作る必要があるものの、時間的余裕がないことにより、強みを打ち出せないYouTubeチャンネルになってしまう危険性があるのです。
YouTubeチャンネルは、社内でプロジェクトリーダーを立てた上で、2人〜5人程度のチーム単位で運用しましょう。
また、社内にYouTubeチャンネル運用のノウハウがない場合は、社外の専門家のアドバイスを受けながら進めるべきです。
弊社株式会社ノックスでは、自社の強みを引き出し、売上に直結する台本作成を1本5,000円にて承れます。
時間的・人員的余裕が無い場合は、外部リソースの活用も積極的に検討してください。
チャンネルの立ち上げには時間がかかる
YouTubeチャンネル経由での売上は、立ち上げから半年~1年以上の時間がかかります。
そのため、半年〜1年間、YouTube運用に注力できる人材や時間が必要です。これらが自社内で用意できない場合は、外部リソースを使うなどの工夫が必要です。
ただし、外部リソースに完全に依存してしまうと、社内にノウハウが貯まらず、外部リソースへの依存から抜け出せません。
最終的に自社運用を目指す場合は、YouTubeチャンネルが軌道に乗るまでの期間のみ専門家に頼り、軌道に乗った後は、自社完結できる部分を増やしていくと良いでしょう。
弊社(株式会社ノックス)では、社内で効率良くYouTubeチャンネルを運用できるようになる「YouTube内製化コンサル」を提供しております。
外部リソースの使用を最小限に抑え、自社内にノウハウを貯めていきたい企業におすすめの内容となっておりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
また、YouTubeチャンネルから売上を生み出すまでには時間がかかるものの、適切に運用すれば、チャンネルの資産価値が高まります。
運用する期間が長くなるほどコンテンツが貯まり、指数関数的にYouTubeチャンネルの効果が高まるからです。
その結果、チャンネルが継続的に広告の役割を果たし、リード獲得や売上に貢献するようになります。
弊社(株式会社ノックス)では、企業のYouTubeチャンネルを運用し、最速で売上に繋げるためのYouTubeコンサルティングを提供しております。
運用半年で数百万円の売上を作った知見をもとに、企画立案から動画の編集・YouTubeアナリティクス分析まで、お客様と徹底的に伴走いたします。
少しでも興味がある方は、下記の記事で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
商品を売るための導線となるLPが弱い
商品を売るための導線となるLPが弱いことも、企業のYouTubeチャンネルから売上が上がらない1つの要因です。
YouTubeはあくまで「集客手段」の1つに過ぎず、集客したユーザーを取りこぼさず売上に繋げる仕組みが必要です。その仕組みの代表例がLPになります。
しかし、LPはただ存在していれば良いわけではありません。
WEBサイトやLPが最適化されたものでなければ、YouTubeでの集客が上手くいったとしてもLPでの離脱率が高くなり、YouTubeで集客した成果が無駄になります。
YouTubeの伸びは好調であるにも関わらず、成約に繋がらない場合は、WEBサイトやLPの見直しが必要です。
弊社(株式会社ノックス)では、YouTubeだけではなく、成約までの導線となるWEBサイトやLPの改善も可能です。
LPやWEBサイトに課題を感じている方にも満足していただける改善案と実行支援をいたしますので、まずは無料でご相談ください。
企業アカウントが炎上しないために注意すべき点
企業のYouTubeアカウントを運営する上で、最も避けるべきものは炎上です。
YouTubeやSNS上で炎上を起こしてしまうと、企業全体としての信頼性が損なわれてしまい、YouTubeを介さない営業などにも悪影響を与えます。
つまり、会社全体の信用貯金が失われるということです。炎上を避けるためにも、下記の発信や表現には気を付けましょう。
- 他社名や個人名を動画内で出して批判する
- 社会的なモラルに反する言動
それぞれ順番に解説します。
他社や個人の名前を出して否定
個人のYouTubeチャンネルの中には、特定の企業や個人名を出して批判することで、再生回数を伸ばしているチャンネルがあります。しかし、企業はこのような伸ばし方をするべきではありません。
大前提として、企業のYouTubeチャンネルの目的は売上を上げたり、信頼性を獲得したりすることです。
他社や個人の批判を求めて集まる視聴者は、売上に繋がる可能性が限りなく薄く、本来の目的から大きく外れたチャンネル運用になってしまいます。
批判することによる企業の信頼性の喪失のリスクも非常に大きいため、表現には細心の注意を払いましょう。
モラル違反、常識外すぎる内容
モラルに反する言論や、常識を逸脱した内容の発信も控えましょう。
そもそも、企業担当者はマスを刺激するような表現や言動よりも、事業の拡大に貢献する有益な発信を求めています。
売上と信頼性を獲得できるYouTubeチャンネルにするためにも、マス獲得に拘らず、コツコツと有益な情報を積み上げましょう。
そのほか企業アカウントの細かい注意点
ここまで解説してきた内容の他にも、企業でYouTubeチャンネルを運用する際に気を付けるべき点があります。
代表的な注意点は下記の通りです。
- YouTubeの規約違反によるアカウントBAN
- 著作権の侵害
- ステークホルダーを不快にさせる
- YouTube担当者の退職
YouTubeの規約に違反してしまうと、最悪の場合アカウントをBANされます。
アカウントをBANされると、その時点までに蓄積したコンテンツや視聴者が消えてしまうため、YouTubeからの売上獲得が大きく遠ざかります。
また、YouTubeに挙げた動画内で、無意識のうちに著作権を侵害しているケースもあるため、使用素材のロイヤリティは必ず確認しておきましょう。
さらに上場企業の場合は、YouTubeで発信している内容を株主や取引先にも見られます。
株主や取引先を不快にさせる表現や内容があった場合、企業の運営に大きなダメージを与える可能性があり、必然的に株価が落ちる危険性も考えられます。
最後に、社内でYouTubeチャンネルの運用を行っている場合、YouTube担当者が退職してしまうと、積み上げてきたノウハウが損なわれる恐れがあります。
YouTube担当者を複数人のチームにしたり、細やかな共有や言語化を行ったりして、担当者の退職によってノウハウが消えるリスクを最小限に抑える工夫も大切です。
また、弊社株式会社ノックスのYouTubeコンサルティングは、社内の担当者の人数に関わらず、会社全体にノウハウが蓄積する内容にてご提供します。
したがって、運用担当者の退職リスクを懸念してYouTube運用に踏み出せない場合は、まずは一度お気軽に株式会社ノックスまでご相談ください。
遠回りをせずに企業アカウントを運用したい人はチーム体制を重視すべき
本記事では、企業でYouTubeアカウントを運用する際の注意点について解説しました。
YouTubeチャンネルを効率良く運用し、最短で売上に繋げるためには、YouTubeの専門家を中心とした運用チームの体勢を整えるべきです。
社内にYouTubeのノウハウを持っていない場合、外部の専門家を活用することをまずは検討してください。
弊社(株式会社ノックス)では企業が求める以上の成果を出すYouTubeアカウントを運用し、最速でマネタイズするコンサルティングをご提供します。
YouTubeチャンネルの設計から、それぞれの動画の企画や編集、アナリティクス分析までの実行支援を行うため、効率の良いYouTubeのチャンネル運用が可能です。
YouTube企業アカウントを運用し、売上や信頼性の獲得に繋げたい企業の担当者様は、無料でお気軽にご相談ください。