ホームページの保守管理費用はいくらから?【相場と見極め方を解説】
ホームページ制作は、単に制作時のみに費用がかかるわけではなく、その後に発生する保守管理費用も必要になります。
ホームページの保守管理を提供する制作会社は数多く存在しており、どこを選べば分からない方も多いのではないでしょうか。
また、ホームページ制作会社によってかかる保守費用の幅が広いため、結局いくらの予算を用意すれば良いのか不安になる瞬間もあるかと思います。
そこで本記事では、ホームページの保守管理費用の相場や保守管理で提案されるサービス内容、注意点などを解説します。保守管理費用で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ホームページの保守管理費用はいつから発生するの?
ホームページの保守管理費用が発生するのは「ホームページの制作が終わったとき」からです。
保守管理費用は月額で設定されており、ほとんどが1年から2年での契約となります。
保守管理費用は、ユーザーがホームページを閲覧する際に支障が出ないための必須コストではあるものの、年間契約でかかる費用以上の売上(コスト以上のメリット)がなければ予算の無駄です。
そのため、保守管理における費用を出すのであれば、そのコスト以上のパフォーマンスを提供してくれる制作会社を選ぶ必要があります。
また、ホームページ制作の全体の流れに関しては下記の記事で解説していますので、本記事と併せてご覧ください。
【担当者向け】ホームページ制作のフロー(流れ)と期間を5分で完全解説
ホームページの保守管理費用の相場
ホームページの保守管理における費用の月額相場は下記のとおりです。
各項目 | 費用 |
---|---|
サーバー管理費用とSSL費用 | 無料(SSL費用)〜5,000円程度 |
ドメイン費用 | 1円〜500円程度(買い切り) |
コンテンツ修正費用 | 5,000円〜5万円以上 |
WordPressなどのCMS更新管理費用 | 2万円〜5万円 |
緊急要件時対応費用 | 5,000円以上 |
本記事では、上記をもとに保守費用の相場をご説明します。
ホームページの保守管理費用に含まれるサービス
ホームページの保守管理費用では、主に下記のサービスが含まれます。
- サーバー管理とSSL費用
- ドメイン費用
- コンテンツ修正費用(バナー作成・画像・テキストなど)
- WordPressなどのCMS更新・管理費用
- 緊急要件時対応費用
それぞれ詳しく見ていきましょう。
サーバー管理とSSL費用
サーバーはインターネット上の土地のようなもので、自社サイトの立ち上げには必ず必要になります。
サーバーは永久的に存在するわけではなく、制作会社やレンタルサーバー会社などと契約を結ぶことで初めて利用することが可能です。
また、サーバー費用は2年以上などの長期契約になると、相対的に費用が安くなる傾向にあります。
一方のSSLは、WEB上でデータを暗号化するための仕組みです。URLを「http」から「https」に変更することで通信が暗号化(SSL化)され、よりセキュリティが高くなります。
一部SSL化されていないホームページも存在しますが、第三者によるデータの改ざんなどを防ぐためにも導入は必至です。
実際に、Googleのガイドラインでもhttpsが推奨されており、httpのホームページは検索順位が落ちる恐れがあります。
レンタルサーバー会社によって、SSL費用が無料の場合も存在するので、できる限りコストを抑えたい方は無料SSLを検討しましょう。
ドメイン費用
ドメインは、ホームページの住所や表札のようなもので、こちらもホームページを立ち上げる上では必要不可欠なものです。
ドメインには「.com」や「co.jp」といった種類があります。
中でも「co.jp」は登録できるドメインは1組織につき1つだけであり、信頼感を対外的に与えることができるため、法人の場合はこちらの導入を視野に入れても良いでしょう。
なお、ドメインは種類によって価格が変動します。自社にとってどのようなドメインが良いかを検討した上で取得しましょう。
コンテンツ修正費用(バナー作成・画像・テキストなど)
ホームページは公開したら終わりではなく、その後にコンテンツを増やしたりテキストの修正をしたり、画像の修正などを行う必要があります。その際に発生するのが、コンテンツ修正費用です。
テキストの変更、画像の修正など、コンテンツの修正の種類はさまざまです。
また月額料金の中で、月間で対応できる修正の範囲が決められていたり、修正時間に応じて、1時間10,000円などで対応したりするなど、制作会社によって料金体系が異なるので注意して選びましょう。
WordPressなどのCMS更新・管理費用
WordPressなどのCMSを導入している場合、その更新や管理費も発生します。
特に、WordPressは2ヶ月に1回程度の頻度でアップデートする必要があるため、知見がない場合は制作会社に保守管理を任せることは必須だと言えます。
中には、WordPressの更新を自社で対応しようと考える方もいますが、WordPressはPHPと呼ばれるホームページの根幹部分をアップデートする必要があるので、失敗してしまうとホームページが表示されなくなるリスクがあります。
それらを踏まえると、知見のある制作会社に任せてしまったほうが安心感は生まれるでしょう。
緊急要件時対応費用
ホームページを公開した後は、「作成した覚えの無いコンテンツや画像などが増えている」「データが改ざんされている」など、さまざまな緊急要件が発生するリスクもあります。
これらはホームページを保有する以上、誰もが直面する可能性のある課題であり、丁寧な対策を行う必要があることも事実です。
実際、2021年には160万のWordPressで運営されているWEBサイトが、脆弱性を標的にした攻撃を受ける問題が発生しました。
参考(海外のニュースです):1.6 Million WordPress Sites Hit With 13.7 Million Attacks In 36 Hours From 16,000 IPs
そのため、制作会社が緊急要件の発生時に、どのくらいのスピード感でどこまで対応してくれるのかを確認することも大切です。
なぜなら、緊急時にホームページが表示されないとなると、表示されない期間だけ集客が見込めないことになり、売上の損失が起きる恐れがあるためです。
また、緊急要件時対応費用は制作会社によって違うため、必ず確認しておくことをおすすめします。
なお、弊社(株式会社ノックス)の保守管理では完全無料にて、緊急要件発生時の対応サポートを24時間以内にスタートすることをお約束しています。
企業の顔であるホームページを守るためにも、ぜひ一度弊社の保守管理サービスもご検討ください。
ホームページの保守管理と併せて提案されることが多いサービス
先程、ホームページの保守管理費用に含まれる内容をご紹介しました。
制作会社によっては、クライアントの売上や集客を最大化させるため、保守管理とは別でWEBのコンサルティングサービスを提案する場合があります。
ホームページの保守管理と、併せて提案されることが多いサービスは下記のとおりです。
- 月次アクセスレポート
- SEOコンサルティング
それぞれ詳しく解説します。
月次アクセスレポート
ホームページの保守管理と併せて制作会社から提案されることが多いのが、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを基にしたアクセスレポートです。
Googleアナリティクスは、Googleが提供するアクセス解析ツールです。
ホームページにアクセスしたユーザーの属性をはじめ、滞在時間や直帰率、離脱率などの指標を可視化できます。
GoogleサーチコンソールもGoogleが提供するインターネット検索の分析ツールであり、ホームページにアクセスする前のユーザーがどのようなキーワードで検索をし、自社のホームページにたどり着いたのかなどを確認できます。
現状のアクセス状況が分からなければ改善を図ることも難しいため、自社のホームページをより良く改善していきたいと考えている方におすすめのサービスです。
SEOコンサルティング
SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、検索エンジンで特定のキーワードを検索した際に、ホームページが上位に表示されるように対策する施策です。
検索エンジンで上位に出るということは、自社サービスなどを知ってもらう最高の機会であり、ホームページ制作と相性が抜群です。
SEOコンサルティングの平均月額相場は30万円ほどですが、弊社(株式会社ノックス)のSEOコンサルティング料金は初月50,000円で提供しており、相場の約6分の1でSEOの魅力を感じていただけます。
また、上記の安価な費用で提供しているとともに、SEO対策が全くされていないサイトの売上を1年間で7,000万円伸ばしたり、お問い合せを700%アップさせたりした実績を持っています。
下記から会社のホームページのURLを送っていただければ、無料でSEO観点における改善点をまとめたレポートを提出いたします。
ホームページの保守管理と併せて、SEO対策も検討している方はぜひ一度株式会社ノックスにご相談ください。
ホームページの保守管理費用はいつ支払う?
ホームページの保守管理費用を支払うタイミングは、大きく分けて2つあります。
- 月額払い
- 一括払い(年間契約)
保守管理費用は月額払いで対応している制作会社が多いですが、一部の制作会社では、一括払いで割引になる会社も存在します。
たとえば、月額払いだと5万円の費用がかかるところ、1年間契約における一括払いは50万円に割引されるなどです。
この場合、2ヶ月分の10万円が浮いている計算になります。
一時的にキャッシュを出しても問題ない状況であれば、一括払いでお得に支払うことも1つの手段だと言えるでしょう。
ホームページの保守管理を依頼する際の注意点
ここからは、ホームページの保守管理を依頼する際の注意点をご紹介します。
- ホームページの保守管理を依頼する際の注意点
- どこまでの範囲が保守費用に含まれているのかを確認する
- 保守費用を支払うのであれば必ず更新を依頼する
- ドメインとサーバーは自社で用意する
それぞれ順番に解説します。
ホームページを制作する際に保守費用まで話し合う
ホームページは作って終わりではありません。
作り終えた後も、集客に繋がるための施策を講じたり、デザインを時代に併せて修正したりする必要があります。
そのため、ホームページ制作を依頼すると決めた時点で、制作会社と保守費用についても話し合いましょう。
保守費用の話をしなければ、公開した後にホームページを管理する所在が明らかにならず、万が一ホームページが表示されないなどのトラブルがあった際に、自社が被害を被ることになります。
それは、売上の損失が起こる可能性にも繋がるでしょう。
せっかく制作したホームページを、より良い形で多くのユーザーに見てもらうためにも、ホームページを制作する際に保守費用まで話し合うことが大切です。
どこまでの範囲が保守費用に含まれているのかを確認する
保守管理には、集客やホームページ自体を管理するための管理費や維持費などさまざまなものがあります。
さらに、SEOコンサルタントや解析などのサービスなどもあり、制作会社がどこまでカバーしてくれるのかを確認する必要があります。
後々になって、求めているサービスが含まれていないことを知ったり、不要なサービスに費用を支払っていることなどに気づいたり、「保守費用に関するトラブルはあるある」なので注意が必要です。
保守費用を支払うのであれば必ず更新を依頼する
SEOの観点でホームページを考えると、定期的に継続して更新されていることが好ましいとされています。
つまり、不定期でコンテンツの修正を別途制作会社に依頼するよりも、ホームページの更新を継続で依頼する方が集客に繋がりやすくなります。
売上と集客を全面的に想定した運営をしたいのであれば、毎月の保守費用は優先的に検討するべきだと言えるでしょう。
ドメインとサーバーは自社で用意する
ドメインとサーバーは、自社管理がおすすめです。
制作会社にドメインとレンタルサーバーをすべて任せている場合もありますが、万が一制作会社のレンタルサーバーにトラブルが発生した場合、自社のホームページも表示されなくなる恐れがあります。
しかし、自社で用意したサーバーとドメインを制作会社に管理してもらうとなれば、上記のトラブルが起こっても自社のホームページ上では問題は発生しません。
したがって、トラブルを未然に防ぐためにも、ドメインとサーバーは自社で用意することを推奨します。
株式会社ノックスのホームページ保守管理
ここまで、制作会社の一般的な保守管理費用の概要を解説してきました。
ここでは、株式会社ノックスのホームページ保守管理におけるプランをご紹介します。
株式会社ノックスのホームページ保守管理では、下記2つの支払いプランをご用意しています。
- 月額プラン
- 一括払いプラン
さらに、それぞれ「A・B・C」のプランに保守内容をまとめています。
月額プラン | 料金 | ポイント |
---|---|---|
Aプラン | 25,000円 | 10Point |
Bプラン | 35,000円 | 25Point |
Cプラン | 70,000円 | 40Point |
一括払い | 料金 | ポイント |
---|---|---|
Aプラン | 25万円 | 120Point |
Bプラン | 35万円 | 250Point |
Cプラン | 70万円 | 400Point |
月額の保守管理費用で対応できるポイントを用意しているので、そのポイントに合わせてコンテンツを修正したり、バナーや画像を作成したりします。
加えて、すべてのプラン内で、下記3つのサポートを完全無料でご提供しています。
- ヘルプデスクサポート
- 緊急要件発生時の24時間以内対応スタート
- SEO検索順位アップ
ヘルプデスクサポート
マーケティングやホームページ、保守など、WEBにおけるあらゆる悩みに対して、チャットや電話を通じて解決するサポートです。
ホームページを管理するご担当者様はもちろん、WEBの知見がない方がWEB集客に関して詳しくなり、売上に直結する施策を自社で打てるようになるためのサポートになります。
緊急要件発生時の24時間以内対応スタート
ホームページは、サーバー攻撃やハッキングを受けるリスクは0ではありません。
万が一それらを受けてしまうと、ホームページが表示されなくなる事故が起きます。
それらを防ぐために株式会社ノックスでは、緊急要件が発生した際に24時間以内での対応スタートをお約束します。
SEO検索順位アップ
SEOの検索順位がアップすることで、より多くの集客や売上が見込めます。
保守費用を支払うのであれば、その保守費用以上の売上が出なければ依頼する意味がありません。
株式会社ノックスでは、ホームページが存在する本質的な価値に焦点を絞り、売上に繋げるためのSEOサポートもご提供します。
ホームページは「作って終わり」ではない
ホームページは、何度も伝えているように作って終わりではありません。しかし残念ながら、作って満足している事業者が数多く存在することも事実です。
ホームページは企業にとっての顔であり、WEB上における営業マンの役割を担っています。
制作費のほかに保守管理費用も発生してしまうものの、安全かつ魅力的なホームページを維持し続けるためには保守管理が必要になります。
どれだけ優れたホームページを作ったとしても、更新されていなければ検索上位に表示されず、宝の持ち腐れとなってしまうだけです。
したがって、適切な保守管理費用を支払い、「自社の顧客のため」にホームページを更新し続けることが大切です。
まとめ:ホームページの保守管理費用の相場を理解しよう
保守管理費用には相場があるものの、制作会社によってその価格はさまざまです。
大切なことは、まずは保守管理費用の相場を理解した上で、費用以上の成果を出してくれる制作会社を選ぶことです。
株式会社ノックスは、自社と顧客、これからの新規顧客などのステークホルダーを守る保守管理をご提供するとともに、企業の本質的な価値に焦点を当てた売上を伸ばす施策を行います。
月額の保守管理費用も25,000円〜とリーズナブルにご対応していますので、まずは一度無料で株式会社ノックスにご相談ください。