2023年のYouTube運用で大切なこと6選【チャンスを見逃すな】
みなさんこんにちは、株式会社ノックスの伊藤仁です。
おかげさまで、株式会社ノックスは2022年に売上を大きく伸ばすことができました。
その背景には、間違いなくYouTubeの存在がありました。
検索順位を上げる「SEO」について解説する「WEB集客専門チャンネル」は、2022年12月時点で登録者8,000人を超えており、チャンネル経由の売上は1億円を超えています。
YouTubeによる集客効果は絶大であることを日々実感していますが、2023年もこのままの流れで伸ばせるとは思っていません。
YouTubeの運用代行者を始め、ビジネス系のYouTuber自身も相当な危機感を感じているはずです。
今回は、2022年に伸びた施策やYouTubeのトレンドを踏まえて、2023年のYouTubeは「この施策を大切にするべき」という話をします。
改めて、株式会社ノックスのチャンネルは売上が1億円を超えており、BtoB、BtoC問わずYouTubeの運用代行を提供してきた実績から解説します。
2023年のYouTubeを伸ばす上で大切な施策6選
2023年のYouTubeは、下記の施策を必ず実行しましょう。
- 台本を超的確に作り込む
- チャンネルの競争優位性を明確にする
- 発信するジャンルは1つに絞る
- 撤退ラインを決めておく
- ニーズのズレを放置しない
- 演者力を高める
それぞれ順番に解説します。
台本を超的確に作り込む
2022年のはじめあたりから台本の重要性に気づいていた人は、他のチャンネルを差し置いて圧倒的なペースでYouTubeチャンネルを伸ばしていました。
包み隠さずいうと、弊社のWeb集客専門チャンネルもその1つです。2022年12月時点で、弊社のチャンネルは80本程度しか公開していないにも関わらず、チャンネルの売上は1億円を超えています。
これは、1本1本の動画で圧倒的に質の高い台本を制作していたからです。平均の視聴維持率は45%〜55%を推移しており、同ジャンルのチャンネルと比較すると圧倒的だと思います。
ところで、なぜ台本を超的確に作り込むことが重要かというと、視聴者も質の低い動画に飽き飽きしているためです。
YouTubeの視聴者は予定調和が嫌いなので、台本を作り込まない普通の動画では「その話は知ってるからこのチャンネルには価値がないな」「ああその話ね、興味ない」と秒で判断されてしまいます。
そして、YouTube視聴者の可処分時間も減ってきています。YouTubeは面白い動画の宝庫なので、その動画と自社のチャンネルを比較した際に、自社のチャンネルが選ばれるメリットがないといけないわけです。
そういった状況の中で台本を作り込まずに、無駄な情報を伝えた分だけ視聴者からの信頼が目減りしていき、一向に登録者が伸びなかったり、売上が伸びなかったりする事態に陥ります。
必要のない無駄な情報を、1秒も視聴者に伝えるな。
上記は、2023年のYouTubeで肝に銘じておくべき言葉です。
チャンネルの競争優位性を明確にする
2022年12月時点においても、同じ業界のライバルがいないジャンルなんて1つも存在しません。弊社も「SEO」の情報をYouTubeで発信していますが、ライバルのチャンネルも秒で10個以上見つかります。
これはどのジャンルでも同じであり、チャンネルの競争優位性を明確にすることが大切です。
競争優位性とは、他社にはない自社だけの価値のことを意味します。
これだけYouTubeチャンネルが溢れてきているので、「視聴者がなぜ自社のチャンネルを選ぶのか」を明確にしないと、絶対にチャンネルを伸ばすことはできないでしょう。
たとえば、SEOを解説している弊社のチャンネルを例にすると、下記が競争優位性として挙げられます。
- 画面共有を軸にした解説による圧倒的な分かりやすさ
- ダメな施策と正しい施策を明確に伝える
- 週1本の更新で、視聴者に情報を適切に消化させる
- 現在進行系でSEOコンサルを提供している知見による解説
他にも300個ぐらい挙げられますが、まとめると上記です。
自社だけの選ばれる理由を探して、そこを武器に戦いましょう。
また、仮にYouTube上で伝えられる自社の強みが分からない場合は、実績のあるYouTube運用代行会社とすり合わせした上で発信することをおすすめします。
株式会社ノックスでも完全無料で相談を承っているので、自社の強みを整理してYouTubeを行いたい方はぜひお問い合わせください。
発信するジャンルは1つに絞る
これは、2023年以前でも共通の気をつけるべきことですが、発信するジャンルは1つに絞ったほうが良いです。
たとえば、自社が下記3つの事業を展開しているとします。
- 営業代行事業
- Webコンサルティング事業
- ホワイトニングサロン
これら3つを同時に1つのチャンネルで伸ばそうと考えるのではなく、それぞれ別々のチャンネルを作りましょう。要は、営業代行〜ホワイトニングサロンの事業を合わせて、合計3つのチャンネルを作るということです。
では、なぜチャンネルを分けるべきかを簡単にご説明すると、YouTubeのアルゴリズムがバグってしまうためです。
たとえば、1つのチャンネルの中で、営業代行事業の「営業成績を伸ばすコツ」という動画と、ホワイトニング事業の「歯を白くするコツ」という動画を公開したとします。
この場合、当然ながら上記2つを見る視聴者の属性は圧倒的に違うわけです。前者はビジネスマンが見ますし、後者はモテたい大学生が見るかもしれません。
そうすると、YouTubeのアルゴリズムがチャンネルに対して、「このチャンネルは誰を狙っているのか全然わからんし、何を発信したいのか明確にしてくれ」と思うわけです。
すると、YouTubeも誰におすすめすれば良いのか分からなくなるので、結果的に伸びないチャンネルの出来上がりというわけですね。
すべての事業を伸ばしたい気持ちもめっちゃ分かりますが、「1ジャンル1チャンネル」の鉄則は守るようにしましょう。
撤退ラインを決めておく
正直に申し上げると、YouTubeの運用代行会社選びをミスってしまうと、まったく伸びないチャンネルが出来上がります。
伸びないチャンネルを運用し続けたとしても、いつかは数件の問い合わせを獲得できるかもしれませんが、それ以上のマイナスが大きすぎます。
もちろん、コスト的なマイナスもそうですし、登録者数百人で、再生回数が数十回のチャンネルを自社の顧客が信用するはずもありません。
目に見えない中長期的な信頼の損失が大きすぎるのです。
そのため、運用代行会社選びをミスったと感じたら即座に撤退し、他の運用代行会社に乗り換えましょう。
基本的に、YouTubeを6ヶ月間運用して目に見えた成果が出ない場合は、乗り換えの1つのポイントとして捉えておくと良いでしょう。
ニーズのズレを放置しない
ここは抽象論になりますが、YouTubeで動画を数十本程度公開すると、「なんか視聴者が離れてきてるな」と感じる瞬間が出てきます。これは、視聴者が求めているチャンネルへのニーズと、チャンネル運営者が求められていると勘違いしているニーズのズレによって起こります。
2023年のYouTubeは、このニーズのズレを放置しないことが本当に重要です。
ニーズのズレを放置してしまうと、気づかぬうちに視聴者がチャンネル離れを起こしてしまい、一気にチャンネルが伸びなくなります。
実際、私も数多くのチャンネルを分析してきて、このニーズのズレによって死んだチャンネルを何個も見てきました。
そして残念なことに、このニーズのズレは、チャンネル運営者自身では気づけないことも多いんです。そもそも気づくことができていたら、ニーズのズレなんて起きるわけがありませんからね。
弊社もYouTubeのコンサルティングを提供していますが、上記のようなニーズのズレを正し、視聴者の求める動画や企画案を出せることに価値があると考えています。
「なんだか伸び悩んでいるな」と思ったら、ニーズ離れが起き始めている証拠です。
そういったときこそ、YouTubeの運用代行を検討し始めるベストなタイミングです。
演者力を高める
2023年のYouTubeで大切なことの最後のポイントは、演者力を高めることです。
これは人によって意見が分かれるところですが、少なくとも弊社は、演者力はチャンネルを伸ばす上で欠かせないポイントの1つだと捉えています。理由は下記の2つです。
- 視聴者が演者のファンになる
- 問い合わせ後の受注に繋がりやすい
演者力が高いと、視聴者がチャンネル及び演者のファンになりやすく、チャンネルの中長期的な伸びを支えてくれるようになります。
そして、問い合わせ後の受注に繋がりやすいということも理由の1つです。
これは会社の体制にも関わる問題ではありますが、YouTube経由で獲得した問い合わせの窓口は、すべて演者が行うと良いでしょう。
問い合わせをした視聴者(見込み客)からすれば、「いつも見ている〇〇さんが対応してくれるから信頼できる」と、自然と親近感が湧いたり、信頼してくれたりします。
これにより、演者以外の方が窓口対応をする際と比較して、受注率は何倍にも変わるのです。
実際に弊社のチャンネルも、YouTube経由の問い合わせはすべて私(伊藤)が対応しています。
演者力を高める際のポイントは多岐にわたりますが、最低限下記のポイントは意識しておきましょう。
- 台本を徹底的に作り込む
- 信頼感が増す服装で撮影する
- 伝わりやすいジェスチャーを交える
- 自信を持って話す
- 清潔感を出す
他にも、YouTubeの撮影方法や伸ばし方のコツをまとめた資料を下記に用意しているので、ぜひ無料でダウンロードしてみてください。
2023年からYouTubeを始めても間に合うのか
結論として、2023年からYouTubeを始めても全然間に合います。
実際、2022年から始めた弊社のチャンネルもとても伸びていますし、特にBtoBのYouTubeチャンネルは穴場だらけです。
BtoCのYouTubeチャンネルも、的確なチャンネル設計を行い、売上を伸ばすための導線を整備すれば、まだまだ数千万円〜億単位の売上を作ることができます。
弊社もYouTubeに無限の可能性を感じているため、2023年は新しく3つのチャンネルを立ち上げます。
YouTubeで1億円の売上を作った弊社が、来年も新しく3つのチャンネルを作ろうとしている時点で、YouTubeがオワコンなわけがないのは分かりますよね?
2023年のYouTubeでチャンスを見逃さずに金脈を掘りましょう
改めて、2023年のYouTubeは下記6つのポイントを意識しましょう。
- 台本を超的確に作り込む
- チャンネルの競争優位性を明確にする
- 発信するジャンルは1つに絞る
- 撤退ラインを決めておく
- ニーズのズレを放置しない
- 演者力を高める
「よし、YouTubeやってみるか」という方は、ぜひ一度株式会社ノックスの無料相談をご利用ください。
過去に、50社以上も弊社の無料相談をご利用いただいており、弊社のYouTubeを伸ばしたノウハウや戦略を包み隠さずお伝えできます。
戦略部分からマネタイズ、その後の運用まで完璧に整えられる自信があるので、一緒にYouTubeを伸ばす準備を進めましょう。
では、売上を伸ばせない企業として取り残されないように、2023年は必ずYouTubeに取り組んでください。